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転職成功のコツ
IT業界への転職 Part2
   

前回に引き続き、IT業界への転職を考えます。
今回は具体的な応募の際の注意点です。

SEは論理性が重要

あるIT業界の人事担当に聞いたところ「SEの面接では、とにかく『それはなぜですか?』をしつこく聞きますね。SEは論理性が大事だから」ということでした。

いわゆる、P,D,Cサークルが重要と。
(P)プランを立てて、それを(D)DO実行してみて、
(C)チェックし、直してまた(P)プランを立て直していく。

システム構築をしていくSEの仕事には、常にこのPDCサークルの手順が不可欠です。面接で、思考の方法が論理的になっているかを、「なぜ?」という問いで確認していくということです。

図

結論先出し方

面接時の話し方で、論理性をアピールする話し方を二つ、解説しておきます。これはIT業界に限らず、どんな業界にでも、効果的です。

第一は、「結論先出し方」まず結論を短く言い、それからその理由を説明していきます。例えば、志望動機でいえば、「私はSEとして飛躍したいと思い、御社を志望しました。なぜなら、御社の新しい○○に関する業務は・・・」と続けます。

先に結論がくるだけで、話しがわかりやすく、「論理的」という印象になります。しかも話しが短く感じ、最後まで気持ちよく聞いてもらえます。

箇条書き方

二つ目の方法は、「箇条書き方」です。

「志望した理由は、二つあります。一つ目は○○です。また、二つ目は○○です。・・・・・」という具合に、あたかも言葉の上で箇条書きにするようにはじめにいくつ話すかを言います。

聞く方は、あらかじめ「二つ」と言われていれば、聞く準備ができます。そうせずに、話がだらだら続いていくのは、聞く方としては「いつまで続くの?」と不安で、しかも不快になります。

ただし、面接時は、あまり長い話しは禁物なので、せいぜい三つくらいまでにしておきましょう。「その理由は五つあります。」といわれると、相手は引きますよ。

コミュニケーション能力再点検

IT業界の営業職ならもちろんですが、SEなどの技術職にしても、「コミュニケーション能力」が見られます。顧客と話しをして、相手の要望に合わせた開発をしていかなくてはならない仕事だからです。常に相手は「顧客」という立場です。失礼のないよう、マナーもきちんとしていなくてはなりません。

「コミュニケーション能力」とは簡単に言えば、「話す力」と「聞く力」です。話し方は論理的で、敬語が適切に使え、間合いなども適当であることが重要です。では「聞き方」はどうでしょうか?案外、見逃しがちなのが、聞く態度です。

聞き方のポイントは

アイコンタクト(相手の目を見て聞く)
うなずく(態度で表す)
あいづち(うんはだめ)
反復

女性にも向いている

コンピューター関係の仕事は、大変細かい作業が要求されます。コツコツと積み上げることが大切ですので、女性にも適していると言われています。転職にも強い業界なので、手に職をつけたい女性にもおすすめです。

注目のインターネットコンテンツの分野は、出版社の編集に似た仕事で、豊富なアイデアが求められ、女性が多く活躍している業界でもあります。

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